スリランカ仏教の聖地の名所は?と聞かれると、私は古都キャンディーです!と迷わず答えます。
スリランカ紅茶の産地でもある古都「キャンディー」、シンハラ王朝最後の都が世界遺産に登録された場所としても名高く、何といってもオススメできる観光スポットは「仏歯寺」になります。
今回は、世界遺産古都「キャンディー」の名所である「仏歯寺」の観光ポイントとアクセス方法、そして行く前に知っておきたいスリランカのお寺をお参りするときの注意点などをご紹介致します。
スリランカ仏教の聖地である古都キャンディーの名所はズバリ「仏歯寺」
スリランカの仏教を感じる古都キャンディー
シンハラ王朝最後の都、古都「キャンディー」国のほぼ中央部に位置し、コロンボに次ぐ第二の都市と言われていますが、日本でいったら京都のような感じでしょうか?
キャンディーは、街全体が世界遺産になっていますが、やはりキャンディーの名所と言えば「仏歯寺」です!

毎年、エサラ月(毎年7~8月頃、新月から満月までの間約2週間)には象が仏歯を乗せて街を練り歩くという、「ペラヘラ祭」が行われ、その期間中はたくさんの観光客で賑わいます。
古都キャンディーの名所「仏歯寺」観光ポイント
仏陀の歯が収められている、と言い伝わるのが文字通りこの「仏歯寺」。キャンディにある代表的な仏教寺院です。正式名称は、ダラダー・マーリガーワ寺院といい、キャンディと言えば必ず訪れるべき世界遺産です。

1日3回行われる「プージャ」と呼ばれる儀式の際には、なんとあの仏陀の犬歯が公開されるそうです!その尊い仏歯を一目見ようと、仏歯寺には、多くの敬虔なスリランカの仏教徒が集まります。その外にも内装の美しさや、象牙でできた仏陀、ゾウの剥製など、見どころポイントが盛りだくさんです。
仏歯寺の一角にはとても美しい「八角堂」が見えます。
こちらはシンハラ建築様式とよばれる、白く美しい寺院です。現在は図書館にもなっており、数々の展示品を見ることができます。「仏歯寺」はスリランカの仏教を、体感できる場でもあります。
入口や切符売り場辺りには注意が必要です
観光客が多い場所には、トラブルがつきものです。
「私はガイドです」と日本語で話しかけて来て、簡単な説明をして、後から高額な料金を請求するケースがあります。入口や切符売り場辺りには注意が必要です!
観光地でむやみに話しかけてくる人は、親切心でなく、何か企みのある人の可能性が高いです。高額ガイド料詐欺だけでなく、話していて注意が他に向いている間の盗難などにも注意をしてください。
とにかく、話かけて来る人や、人混みには最新の注意を払いましょう。
スリランカのお寺をお参りするときの注意点
スリランカのお寺をお参りするとき際は、以下の注意事項をよく守ってください。
- お寺内では、素足に脱帽
- なるべく白い服を着ていく
- タンクトップや半ズボンなどの露出の多い服はNG
- 仏像(仏陀)の前で一緒に並んで(お尻を向けて)の写真はNG
郷に入っては郷に従え。外国人と言えども、最低限のルールは守りましょう。
また、現地の人や仏教徒の方は、お花やキャンドルをお供えして行く人がほとんどです。現地人にならって、お供え物を用意していくのも良いと思います。仏歯寺でも購入はできますが、沢山の人で混雑をしています。街中で買っていくのがおススメです。
ポヤデー(満月日)は、祝日でもあり、多くのスリランカ人が全国から集まります。大変混雑が予想されますので、事前にカレンダーでご確認ください。
スリランカの古都キャンディーへの行き方(アクセス方法)
古都キャンディーへは3通りの移動方法をお勧めします。
- コロンボから電車
- コロンボから路線バス(直通)
- ツーリストカーのチャーターで他の名所や世界遺産と合わせて回る。
電車とバスはどちらも移動時間は約3時間ほどです。ツーリストカーの方が直接目的地へと向かうため、短時間で移動ができます。
キャンディーはスリランカの丁度中心部に位置するため、空港と北部にある世界遺産のちょうど中間地になります。キャンディーを経由して他の遺産も回る予定を組むなら、ツーリストカーが安心・時短かもしれませんね。
まとめ
- スリランカ仏教の聖地である古都キャンディーとは、シンハラ王朝最後の都
- 古都キャンディーの名所「仏歯寺」は、儀式で仏陀の犬歯を公開
- 入口や切符売り場では話しかけてくる人などに注意
- スリランカのお寺をお参りするときは現地のマナーにならいましょう
- スリランカの古都キャンディーへはコロンボからがおススメ
仏教の聖地、古都キャディーのご紹介をさせて頂きました。
こちらの世界遺産は空港があるコロンボから近いくアクセスも便利です。また、沢山の人で賑わっているのは世界遺産の中でも人気のある名所中の名所。是非訪れることをお勧めします!







