スリランカの仏教の聖地、アヌラーダプラのおすすめ観光ポイントをご紹介

アヌラーダプラ

スリランカ仏教徒の聖地、アヌラーダプラ

仏教の「聖地」なんて、すごく規模の大きな表現ですが、観光してみると「聖地」と呼ばれる理由が良く分かります!今回は、聖地アヌラーダプラをよりお楽しみ頂けるよう、おすすめの観光スポットや、アクセス方法などをわかりやすくご紹介いたします。

仏教の歴史でとても重要な「菩提樹」それに大きく関係している「スリー・マハー菩提樹」や、スリランカの仏教で重要なイスルムニヤ精舎、ルワンウェリ・サーヤ仏塔、トゥーパーラーマ仏塔。

こちらの観光ポイントさえおさえて頂ければ、聖地アヌラーダプラの聖地巡りを実現できます!

スリランカの世界遺産・聖地アヌラーダプラとは

アヌラーダプラは、スリランカ最古の都で、インドにから伝わった仏教がこの地からスリランカ各地に広まったとされます。その影響力はスリランカ国内に留まることなく、言わずと知れた仏教国の「タイ」・「カンボジア」へと仏教を伝えたのが、実はスリランカなのです。

ここ、聖地アヌラーダプラはまさに国境を越えた世界有数の「仏教の聖地」なのです。

アヌラーダプラ

アヌラーダプラは、スリランカ北中部州の州都で、場所はちょうど「文化三角地帯」と呼ばれる、アヌラーダプラ、ポロンナルワ、キャンディの仏教遺跡群を結ぶ三角形の頂点にあります。

40平方キロメートル以上という広大なこの遺跡は、スリランカ史上最大と言われています。その内側には、宮殿・寺院・僧院などの貴重な仏教遺跡が点在し、仏教徒にはたまらない「神聖なスポット」が沢山詰まっているのです。

アヌラーダプラの歴史は紀元前4世紀に遡ります。かつて、パンドゥカバヤ王によってに築かれ、約1400年にわたって間政治や仏教の中心地として栄えました。

しかし、侵入者と幾度もの争いによって、惜しくもその長い歴史に幕を下ろしてしまいました。衰退後、長年ジャングルに埋もれておりましたが、1982年に世界遺産に登録され、「仏教の聖地」として、多くの人々がこの地を訪れています。

スリランカの世界遺産・聖地アヌラーダプラの場所

聖地アヌラーダプラはスリランカ北部に位置します。

インドの南にあるスリランカで、一番最初に仏教伝来が成ったのは聖地アヌラーダプラの場所が関係しているのですね。世界遺産の中では、一番北にあるため、訪れる場合は余裕を持ったスケジュールが必要です。日本からの旅人さんは時間が限られているので、スルーされてしまいがちですが、仏教好きの方にはおススメの人気世界遺産であります。

聖地アヌラーダプラに行く場合は、いくつか手段があります。

  • 電車
  • バス
  • ツーリストカー

空港コロンボからは電車、バス、車が使えます。所要時間は5~6時間ほどです。キャンディとポロンナルワからはバスで約3時間半で、直通で行ける電車はありません。

北部の世界遺産に絞って観光するのであれば、ハバラナという街に拠点を置いて、アヌラーダプラ、ポロンナルワ、シーギリヤを日帰りで回るのが王道です。空港がスリランカの南部に位置しておりますので、時間がある人は北上しながら、途中にある他の世界遺産に立ち寄ってみるのも良いかもしれません。

聖地アヌラーダプラの観光でのおすすめ移動方法

聖地アヌラーダプラ内は、寺院などの観光見どころが点在しています。また、スリランカの気候は暑く、乾燥しています。

スポットの間隔が数キロ離れていることもあるようで、灼熱のスリランカで徒歩で回りきるのは至難の業です。自転車も同様、炎天下での運動は体力を奪われます。広いエリアを少しでも快適に移動するなら、一番のおススメは「トゥクトゥク」です!

トゥクトゥク

人気スポットなら流しのトゥクトゥクを捕まえることも可能ですが、出来れば時間と料金で専用のトゥクトゥクをキープするのがコツです。余計な時間と労力を使わず、スムーズに名所を回ることがですます。

トゥクトゥクはアヌラーダプラのバスターミナル前にズラっと並んでいます。運転手との交渉は「○時間○ルピー」と、ちゃんと時間と値段を最初に決めましょう。

若干高めの設定を持ちかけられる可能性があるので、4時間くらいなら相場は日本円にして千円前後くらいと考えてください。また、運転手によっては英語が話せない方もいるようです。観光時の利便性も考え、出来るだけ英語の通じるドライバーにしてもらうのがおススメです。

聖地アヌラーダプラの観光ポイント1:スリー・マハー菩提樹

聖地アヌラーダプラに来たからには外せないのがここ、「 スリー・マハー菩提樹」です。世界中の仏教徒から「聖地」と崇拝されるほど、とても重要なスポットなのです。聖地アヌラーダプラが「聖地」と呼ばれる理由は、この「 スリー・マハー菩提樹」があるかと言っても過言ではありません。

アヌラーダプラ

さて、なぜこの場所がそんなに重要なのでしょう?「 スリー・マハー菩提樹」は何を隠そう、ブッダが悟りを開いたとされるブッダカヤ菩提樹の分木だからです!

インドのアショーカ王の妹が、その菩提樹の小枝を持ち帰って、このアヌラーダプラに移植したという伝説が残っています。仏教は仏陀が悟りを開いたことから始まりましたが、菩提樹の分木が今でも生き生きとした姿で見られるのは本当にすごいことですよね。

樹齢は既に2000年を超えていて、この菩提樹を一目見ようと世界中から観光客や仏教徒が集まります。仏教やお寺などの難しい知識などなくても、この菩提樹を、見て、拝んで、感じる それだけでも、来た価値のあるポイントです。

聖地アヌラーダプラの観光ポイント2:イスルムニヤ精舎

紀元前3世紀に、デーワーナンピヤ・ティッサ王によって建てられました。現在は残っている一部の僧院を修復し公開されています。通称「ロック・テンプル」と名づけられた通り、本堂は大きな岩を彫って造られました。

イスルムニヤ精舎

本堂の岩肌には、ゾウや、豊穣の神パリジャニ、火の神アグニなど数々の仏教彫刻がされており、現在も見ることができます。御堂の中にはカラフルな涅槃(ねはん)仏が納められています。

この涅槃像、なんと日本の浅草寺による援助で、定期的に色の塗り替えが行われているんですよ!スリランカの世界遺産維持に、日本の協力があるなんて、ちょっと誇らしいポイントですね。

こんな情報を、頭の片隅に置きながら観覧すると、またちょっと特別な感情を得ることができそうです。本堂の横には貴重な発掘物を保管する宝物館がありますので、そちらも是非覗いてほしいです。貴重な展示品の中には、伝説に残る「恋人像」なんていうものも保管されています。

「恋人像」は5世紀に作られました。当時の王子が反対を押し切って身分違いの女性との結婚を遂げたという伝説があり、それをモチーフにした男女が寄り添う、美しくロマンチックな像なのです。

聖地アヌラーダプラの観光ポイント3:ルワンウェリ・サーヤ仏塔

ルワンウェリ・サーヤ仏塔は紀元前2世紀に建てられた、高さ50m以上の仏塔で、三大仏塔の1つです。

ルワンウェリ・サーヤ仏塔

聖地アヌラーダプラのシンボル的存在で、遺跡群の至る場所から見ることができます。毎年純白に塗り直されているようで、真っ白なその姿とフォルムが、なんとも美しく、暫く見入ってしまいます。

きめ細かな修繕作業からも、この塔がどれだけ崇拝され、人々の心を癒してきたかが分かります。ルワンウェリ・サーヤ仏塔は地元民からの信仰が厚く、仏塔の周りを祈りながらグルグルと回る姿が頻繁に見られます。仏堂には、繊細で優しげな仏像が連立していて、祈る者を癒してくれます。

また、その白さが青空と太陽にとても映え、人気のフォトスポットにもなっています。周囲を囲む白いフェンスには、ゾウの立体彫刻が何体も並び、こちらも見ごたえがあります。是非すてきな写真を撮ってください!

聖地アヌラーダプラの観光ポイント4:トゥーパーラーマ仏塔

トゥーパーラーマ仏塔は、スリランカ最古の仏塔と言われています。

スリランカ第7代デヴァーナンピヤティッサ王により建てられ、場所は先にご紹介した、「ルワンウェリ・サーヤ大塔」の北に位置します。ルワンウェリ・サーヤ仏塔と同様、トゥーパーラーマ仏塔も仏塔部分は純白に塗られています。高さは約19mほどです。

仏塔は「ダーガバ」(別名は「ストゥーパ」)と呼ばれ、「仏陀の遺骨などを納める塔」を意味します。ここ、トゥーパーラーマには、なんと仏陀の鎖骨が納められていると言われています!

仏陀の一部が納められたこの仏塔は、仏教徒にとってまさに「聖地」。崇拝される理由はココにもありましたね!

まとめ

  • 聖地アヌラーダプラは仏教がインドからスリランカに伝わった最初の地
  • 聖地アヌラーダプラの場所は、スリランカの北部
  • 聖地アヌラーダプラの観光でのおすすめ移動方法はトゥクトゥク
  • 聖地アヌラーダプラの観光ポイント1:スリー・マハー菩提樹
  • 聖地アヌラーダプラの観光ポイント1:イスルムニヤ精舎
  • 聖地アヌラーダプラの観光ポイント2:ルワンウェリ・サーヤ仏塔
  • 聖地アヌラーダプラの観光ポイント2:トゥーパーラーマ仏塔

聖地アヌラーダプラは、明日の現実に戻る前に、ぜひお立ち寄りしていただきたいスポットです。

スリランカの旅を語る上で、切り離せない「仏教伝来」の壮大なストーリー。それを見て、肌で感じて、沢山の感動を持ち帰っていただきたいです。

訪れた後、心洗われる想いがする、「聖地アヌラーダプラ」はそんな世界遺産です!

関連記事

  1. コロンボの線路沿いを朝散歩!声かけてくる人の誘いのNGキーワードとは?

  2. ダンブッラ石窟寺院

    スリランカの寺院はダンブッラ石窟寺院が名所!観光の見どころをご紹介します

  3. 【恐怖&絶景】スリランカの新名所おすすめ「アンブルワーワタワー」に登って来ました!

  4. スリランカ【シーギリヤロック】TBSテレビ「世界遺産」に登場!2020年5月17日(日)18時~

  5. 夕暮れの黄昏の風景

    スリランカ紅茶の種類と特徴をご紹介!美しい紅茶畑の景色も見物です

  6. スリランカの意外と知られていない魅力の一つ「インド洋に沈む夕陽!」

  1. 「カレーフェス2020」@新宿伊勢丹行ってみた!~8,25まで開催中で…

    2020.08.21

  2. スリランカの結婚式事情!スジーワさんご夫妻に聞いてみた。

    2020.08.18

  3. スリランカの生んだ天才建築家「ジェフリー・バワ」デザインホテル3…

    2020.08.16

  4. スリランカカレー、やっぱり手で混ぜながら食べた方が美味しいので…

    2020.08.13

  5. シンハラ語レッスンVol.3 スリランカの野菜と果物の単語を覚えてみ…

    2020.08.11

  1. 行きたい所、やりたい事を伝えれば希望に合った所に案内してくれる。

    2020.01.10

  2. 朝から夜まで、まさに一日中案内してくれたうっちゃんに感謝感謝です

    2019.09.04

  3. スリランカのご家庭に訪問し終始アットホームな雰囲気の中で過ごす…

    2019.09.04

  4. この短時間でこれほど沢山の場所を訪問できたのも、内海さんの日本…

    2019.09.04

  5. 迅速に連絡をもらえたので、安心して旅行ができました!

    2019.09.04

アーカイブ