スリランカの土鍋は「ワラン」と言いますが
今回は、そのワランについてのお話。
主にシンハラ人の家庭になりますが、スリランカの家庭には、必ずワランがあります。
スリランカの煮込み料理(カリー)にはなくてはならない存在です!
やっぱり、ワランで作った方が美味しいと皆が言います。
実際そうだと思います^^
スリランカの素焼き土鍋=ワランですが
最大都市コロンボと古都キャンディーの間に産地があり
ワラン専門のお店や工場などもあります。
この辺りで良質な土が取れると聞いたことがあります。
でもまだ作っているところを見たことがなくて・・・
いつか見学できるツアーなども考えたいとは思っています!
コロンボでは、最近ワランを売っているお店が
とても少なくなってきていて
見つけるのが、結構大変なのです。
そう、コロンボのペター市場には、ワラン売っていないので、ご注意ください。
ペター周辺のお店は、ほとんどがイスラム人、またはタミル人の経営するお店なので
シンハラ人の使うワラン扱っていないのです。
こんなところにも、宗教的なことがあるのが、文化を感じます。
コロンボで私が、旅人さんたちをいつもお連れするワラン売ってる雑貨屋さん↓
ご希望でしたら、ご案内しますので~
スリランカ料理を作る方は、ぜひ本場の素焼き土鍋を買って帰っていただきたいのですが
購入するときの注意ポイントをお伝えします!
ポイント1
まず選ぶ際には、必ず水を使って、穴やヒビなど入っていないか確認してください。
お店の人は、特に悪気はないのですが、中には粗悪なものがある場合があります。
せっかく重いものを持って帰っても、穴が開いていては、使えません。
ポイント2
ワランは、大きく分けると2種類にわかれます。
最近の家庭では、ガスで調理する家が多くなってきていますので
ガス用と薪用があります。
この違いは、ガス用の方が、底が薄く、薪用の方が、底が厚いのでわかると思います。
わからない場合は、店員さんに聞いてみてください。
今、スーパーなどに売っているのは、ほぼガス用です。
ガス用の薄いものは、移動中にとても壊れやすい(割れやすい)と
いつも持ち帰りになっている皆さんに報告を受けております。
ですので、もしこだわりがないようでしたら、厚めの薪用を買って帰ってください。
もしガス用の薄いものを買っていく場合は、十分にご注意ください。
持ち帰る時の注意ポイント
お店では、新聞紙などにくるんでくれますが、万が一を考えると不安ですので
プチプチなどをお持ちいただいて梱包した方がよいかと思います。
またタオルや衣類などでもしっかりとクッションになるように荷造りしてください。
そして必ず手荷物に入れてください、預け荷物はかなり雑に扱われますので
割れてしまう可能性が高いです。
そしてできましたら、少し壊れてもよいように
多めに買っていくのも一つの手だと思います。
普通に使っても消耗品ですし、価格はビックリするくらいリーズナブルですしね^^
一つ数百円レベルですからね!
そして日本に持って帰ってからのポイント
まずは、水洗いしてヒビなど入っていないか?確認してください。
次に、水を入れて弱火で火にかけてみてください。
強いワランを作るコツの一つです。
あとは、料理を作り込んでいくことで、より味わいのある
自分オリジナルのワランを、完成させていってください。
そして料理の盛り付けに使っても、映えるんですよね~♪
スリランカのお土産に、ワラン(土鍋)はいかがでしょうか!
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